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想いの流れ着くその先に
日々のつぶやき。不定期更新。
早く、一秒でも早く
好きになればなるほど、あのひととの距離を思い知る。


駄目なんだよ。

どんなに好きになっても、駄目なものは駄目。
その恋にどんな望みがあるというのか。
現実を見ろ。
現実を知れ。


解ってるはずだよ。
私はもう、十分すぎるほど、その動かしようのない現実を
解ってるはずだよ。


なら、どうして諦めない。
そこには何の希望もないのに、どうして諦められない?


ばかだね、ほんとバカだ。
どうしようもなく愚かな私。

もっともっと思い知ればいい。
そして一秒でも早く、あのひとから気持ちを離すんだ。


それしかないんだ。


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気のせい
気のせい。
そう、気のせいだ。


あのひととの時間が、前よりも優しい空気が流れていることも。

何気なく発せられたその一言が、偶然にも私が欲していた言葉だったことも。

手を伸ばせば触れてしまえるほど傍にいても、それがすごく自然で
ちっとも違和感を感じてないことも。


全部、全部、ぜーーーんぶ

気のせい。

私の気のせい。


その言葉に、言葉以上の意味を探るな。

分かってる。
どんなに好きでも、あのひとは私を好きになってはくれない。


分かってるよ。
分かってるけど、その笑顔に私の心はほどけてしまうんだ。

ほどけて、とろけて、あの人の心に染みとおっていけばいいのにと

望まずにはいられないんだ。


それがどんなに虚しい願いだとしても。
春の夜
もうすぐ、あの日がやってくる。


あなたに逢えたあの日がくる。
あれからもう、数年の月日が流れたけれど、
私は忘れないよ。


誰も言ってくれなかった言葉をくれた人。
生まれてから一番、嬉しかった言葉をくれた人。


もう2度と会うことはないだろうけど、
私は今でも、あなたを応援しているよ。
あなたを好きになって、あなたと知り合えて、本当によかった。


あの暖かい春の夜を、私は決して忘れない。
この季節を迎えるたびに、私はきっと想い出す。
遅すぎる想い
久しぶりに、彼から電話がきた。
ずっと仕事で忙しくて、帰りも毎晩遅かったという。


困ったな。
あなたと話してると、甘えてしまいそうになる。
もう、あなたとは一緒の道は歩いていけない。
だから別れるんだって、そう決めたはずなのに。


携帯から聞こえてくるあなたの声は、いつもの声。
私を安心させてくれる声。

だけど、もう遅い。遅いんだよ。


私は、あなたをまた好きになるのが怖い。
また心をあなたで一杯にして、そしたら私はきっと
あなたにも愛して欲しいって思ってしまう。

だけど、あなたは私を愛してはくれないだろう。


そしたら私はまた、壊れてしまう。
泣いて、自分を責めて、あなたを責めて、傷つけあうだけだ。


だから、私はあなたを好きになりたくないんだ。
あなたはきっと解ってないね。

大好きな人に、心から信頼していた人に、
あんな風に拒絶されて、私がどれほど傷ついたか。


あなたもあなたの辛いことがあったのはわかるよ。
100%分かってるわけじゃないけど、それでも私は必死で
あなたの辛さを解りたかった。
その辛さを分けて欲しかった。

だけどあなたは、そうすれば私が傷つくと思ったんだね。
私の気持ちも、存在をも拒み、あなたは独りで闘っていたんだね。


その気持ちも、分からないわけじゃなかったよ。
でも、それでもね、これは私の勝手な願いかもしれないけれど
私の寂しさも分かってほしかった。
あなたに拒絶されて、どれほど悲しく、傷ついたか。
あなたはそんなつもりではなかったかもしれない。
だけど、私は傷ついた。これが現実。

傷ついたのは、大好きだったからだよ。
悲しかったのも、大好きだったからだよ。


でも、もう遅い。
遅いんだ。


そりゃね、今でも思うことはあるよ。
もう一度、あなたを信じられたらどんなにいいだろうって。
でも、傷つくのが怖いもう一人の私は、それを必死で否定する。


また傷つきたいの?
あんな風になりたいの?
って。
嫌なんでしょう?
もう、あんな風に、壊れてしまうくらい泣きたくないんでしょう?


そうだよ、私はもう泣きたくない。
あなたの事で、これ以上傷つきたくない。


なら、私の選ぶ道はひとつ。

あなたとさよならすること。
それしかないよ。


そうするしかないって分かってるのに、
今でも私は迷ってる。



また少し、気持ちに変化が起きはじめている。

春が近づいているからかなぁ。


彼への気持ちも、あのひとへの想いも、
このまま、春の風に飛ばしてしまおうか。


そしたら、心も少しは軽くなるかな。
軽くなった心で、どこへ行こう。


私に足りないものは、

行きたいところへ行く勇気と、
未知の世界へ飛び込む勇気。


今年はいろんなところに行ってみよう。
一人でどこまでも行ってみよう。


嬉しかったのは
昨日の朝、あのひとが職場にやってきて
いつものように仕事を始めようとしたとき、
「はい」と白い箱を差し出された。

唐突すぎて、一瞬何のことか分からなかった私は、
「?なんですか、これ・・・」と、あのひとに訊くと
「ホワイトデー、過ぎちゃったけど」
って言われて、その瞬間、頭の中がでっかい「えーーー!?!?!」で埋め尽くされた。


先月のバレンタインデーに、あの人にチョコを渡した。

そして3月14日。
正直、その日に何も期待してなかったわけじゃない。
もちろんその期待は、高価なお返しが欲しいということではなくて、
「覚えていてくれたらいいな」という期待だった。
だからそのお返しが、例えばキャンディー1つだとしても、
クッキー1枚だとしても、私はきっとすごく嬉しかったと思う。
だってそれは、「私がチョコを渡したことを覚えていてくれた」ということだから。
その一方で、かえって気を使わせてしまったら悪いなぁという気持ちもあって、ちょっと複雑な気持ちでその日を迎えた。


けれどその日は何もなくて、私は少しヘコんだ。
そして自分に言い聞かせた。
 何もなくて当然だよ。
 あのひとにとっては何の意味もない、ただの義理チョコだもの。
 毎日仕事で忙しい人だから、忘れてたってしょうがないよ。
 しょせん、私はその程度の存在なんだから。
 チョコを渡せるだけで良かったはずじゃないの?
 それ以上、何を望むの?
 何も望んじゃいけないよ。自分がみじめになるだけだよ。


そしてホワイトデーから3日が過ぎた昨日、
ようやく気持ちが吹っ切れてきた頃、
あのひとは私にその箱を差し出した。

びっくりしたのと、嬉しいのとで「ありがとう」ってお礼を言うのが
精一杯な私に、
「忘れてたわけじゃなかったんだけど」って、少しバツが悪そうに言った。
あのひとは言わなかったけど、多分用意する時間がなかったんだろうな、と思った。
毎日朝早くから夜遅くまで仕事をしている人だから。
「そんなの、全然気にしないでください。嬉しい・・・本当にありがとう」
あなたは単に、「義理チョコのお返し」をしただけかもしれない。
かも、じゃなくてきっとそうなのだろうけど。
だから、私がどんなに嬉しかったか、あのひとは想像もできないだろうと思う。
それを買うとき、ほんの少しでもあのひとは私を思い出してくれただろうか。
それとも、面倒だなぁと思っただろうか。
それは私には分からない。
でも、いいんだ。
どんな気持ちであれ、あのひとは覚えていてくれたんだから。
その事実が、嬉しかったんだ。

果て無き欲
最初は、会えるだけで嬉しかった。
少しずつ、話ができるようになって、
それからどんどん、嬉しい気持ちが大きくなっていった。


だけど、人は欲張りだ。

今はもう、楽しく話すだけでは物足りなくて、
もっとそばにいたい、もっと近くにいたいって、思うようになってしまった。
心を開きたい、あのひとにも、心を開いてほしいって願うようになってしまった。


望みに果てはなく、私の願いは膨らむばかり。


けれどその一方で、私はどうしようもない現実を見ている。
変えられるはずもない事実を、
受け入れるしかない現実を、
私はただ、それを認めるしかない。


しょうがない。しょうがないよ。
好きになったのもしょうがない。
好きになってもらえないのもしょうがない。
もう何回自分に言っただろう。
そして、後何回言えば諦められるんだろう。


伝えたい気持ちを、私はいつまで隠しておくことができるんだろう。



同じ空と風景と
気になるあの人が、割りとご近所さんだった事が判明。
正直、驚いた・・・

だからどうしたって話だけれど、なんだかそれだけで
とっても嬉しくなってしまった。
あのひとも同じ風景を見ているのだと思うと、それだけで嬉しい。

なんて、そう思ってるのは私だけ。
あのひとにとっては、何の意味もないことなんだ。
分かってる。分かってるよ。
毎日自分に言い聞かせてるもんね。
一日も早く、諦めなさいって。



だけど、それでも
同じ空の下で、あのひとも暮らしている。
そう思うだけで、ほんのちょっとあの人に近づけたみたいで嬉しくなるんだ。


嬉しくて、切なくなるんだ。
どうしようもないこと
今日、あのひとのこと、また一つ知った。


どうして、「もう、いいや」って思うときに限って、
あのひとのことを知ってしまうんだろう。


それを知ったところで、どうなるわけでもないけれど。


どうしたら、私の中からあの人の存在を消し去ることが出来るんだろう。

思い切ってぶつかって、玉砕でもしなければ、完全に断ち切ることはできないのかな。


どうして好きになってしまったんだろう。


特別な何かがあったわけでもなく、優しくされたわけでもないのに。

でも、駄目なんだ。
私がどんなに好きになっても、どうしようもない。

どうしようもないんだ。

寂しさの中で
どうしたら、「寂しい」という気持ちから、
自分を解放できるんだろう。

「寂しい」と、「しょうがない」を行ったり来たりしている。

私が望んだものは、そんなにも大それた願いだったんだろうか。

私が何を望み、何を欲していたか。
それが解ったときから、私はずっと寂しいまま。

でも、自分でなんとかするしかないんだ。

分かってるけど、やっぱり寂しい・・・



揺れないで
久しぶりに、彼と連絡を取った。

最後に話したのは一ヶ月前で、
それからずっとお互い連絡をとらないでいた。


でもやっぱりこのままじゃいけない気がして、
もう一度彼と話がしたくて電話をかけた。
だけど彼は出なくて、多分出かけてるか寝てるかの
どちらかなんだろうと思い、「連絡ください」という簡単な
メールだけを送った。

メールを送って数時間後、彼から電話が来た。
聞けば、休みにも関わらず仕事だったのだという。


「連絡できなくてごめんな」
そう言う彼の声は、以前と変わりなくて。
その口調も、彼との仲がこじれてしまう前の優しさのこもった声で。
私はとまどいながらも、彼の近況を聞いた後、恐る恐る切り出した。


「ね、まだ、会えないかな」


また「暫く会えない」って言われたら、どうしよう。

それも覚悟していたけれど、結局、彼の仕事が落ち着く頃に
会うことになった。


じゃあね、と電話を切った後、なぜか分からないけど涙が溢れてきた。


まだあの人のことで、涙が出るなんておかしいなぁ。

もう、揺れたくないのに。
彼のことで、気持ちを乱されたくないのに。



それでも、思ってしまうのは、


どうしてあなたは、私を離してしまったの。
どうして最後まで「三日月にそばにいてほしい」って言ってくれなかったの。

私は、あなたのそばにいたかった。
ずっと一緒にいたかった。




でも、もう遅い。
こんなこと思ったところで、どうにもならない。
あなたは変わってしまったし、私も変わってしまった。
もう、前のようにはなれない。
あなたのことを信じて、傷つくのはもう嫌だ。

だから、別れるんだ。


一瞬、前のあなたの優しさに触れたような気がしたけれど、
そんなことで誤魔化されちゃだめだ。揺れては駄目だ。
思い出してごらんよ。
あの、心が粉々に砕けてしまった日々を。
自分を責め、あなたを心の中で責め続けていた日々を。
毎日どれだけ泣いても尽きることのなかった涙の数を。


もう、あんな風になりたくない。
また彼を好きになったら、苦しむのは私。
二人でいても、一人の時以上に孤独を感じるだけだ。

だから、揺れないで。
どうか私の心、揺れないで。







怖くない。
怖くない。
怖くないよ。


今から私がすることは、もっと幸せに生きるための一歩なんだから。

だから、怖がらなくていいんだ。大丈夫、絶対大丈夫。


ここに来るまでいっぱい泣いた。
いっぱい自分とあなたを責めた。


そしてやっと解ったんだ。

誰も、他人を変えることはできない。
自分を変えられるのは自分だけ。


今までずっと、変えるのが怖かった。

あなたの変化についていけずに、私はただ泣くことしかできなかった。


でも、もうやめるんだ。
宙ぶらりんのままでいるのは嫌なんだ。

何度転んでも、
地面に這いつくばるようにしか生きられないとしても、
それでもいい。

こんな気持ちのままでいるよりずっといい。

だから怖くない。怖くないよ。