想いの流れ着くその先に
日々のつぶやき。不定期更新。
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嬉しかったのは
昨日の朝、あのひとが職場にやってきて
いつものように仕事を始めようとしたとき、
「はい」と白い箱を差し出された。

唐突すぎて、一瞬何のことか分からなかった私は、
「?なんですか、これ・・・」と、あのひとに訊くと
「ホワイトデー、過ぎちゃったけど」
って言われて、その瞬間、頭の中がでっかい「えーーー!?!?!」で埋め尽くされた。


先月のバレンタインデーに、あの人にチョコを渡した。

そして3月14日。
正直、その日に何も期待してなかったわけじゃない。
もちろんその期待は、高価なお返しが欲しいということではなくて、
「覚えていてくれたらいいな」という期待だった。
だからそのお返しが、例えばキャンディー1つだとしても、
クッキー1枚だとしても、私はきっとすごく嬉しかったと思う。
だってそれは、「私がチョコを渡したことを覚えていてくれた」ということだから。
その一方で、かえって気を使わせてしまったら悪いなぁという気持ちもあって、ちょっと複雑な気持ちでその日を迎えた。


けれどその日は何もなくて、私は少しヘコんだ。
そして自分に言い聞かせた。
 何もなくて当然だよ。
 あのひとにとっては何の意味もない、ただの義理チョコだもの。
 毎日仕事で忙しい人だから、忘れてたってしょうがないよ。
 しょせん、私はその程度の存在なんだから。
 チョコを渡せるだけで良かったはずじゃないの?
 それ以上、何を望むの?
 何も望んじゃいけないよ。自分がみじめになるだけだよ。


そしてホワイトデーから3日が過ぎた昨日、
ようやく気持ちが吹っ切れてきた頃、
あのひとは私にその箱を差し出した。

びっくりしたのと、嬉しいのとで「ありがとう」ってお礼を言うのが
精一杯な私に、
「忘れてたわけじゃなかったんだけど」って、少しバツが悪そうに言った。
あのひとは言わなかったけど、多分用意する時間がなかったんだろうな、と思った。
毎日朝早くから夜遅くまで仕事をしている人だから。
「そんなの、全然気にしないでください。嬉しい・・・本当にありがとう」
あなたは単に、「義理チョコのお返し」をしただけかもしれない。
かも、じゃなくてきっとそうなのだろうけど。
だから、私がどんなに嬉しかったか、あのひとは想像もできないだろうと思う。
それを買うとき、ほんの少しでもあのひとは私を思い出してくれただろうか。
それとも、面倒だなぁと思っただろうか。
それは私には分からない。
でも、いいんだ。
どんな気持ちであれ、あのひとは覚えていてくれたんだから。
その事実が、嬉しかったんだ。

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